こんにちは。東京に戻ってきましたが、暑さもほどほどで気持ちのいい気候になってきましたね。
さて、今朝の日経の記事でまたAIとサムライの記事が出ていましたね。
AI時代のサムライ業(上)代替の危機 新事業に挑む
記事では自らの業務のうち、定型的でAIに取って代わられそうな業務に自らAIを導入して料金を下げたり、自らシステムを開発して定型業務を自動化しようとする取り組みが紹介されていました。
記事の中の、各士業別のAIによる代替可能性を見ると、公認会計士85.9%、税理士92.5%と高くなっている一方、弁護士1.4%、中小企業診断士0.2%とありました。
業務内容の定義などによる偏りもありそうですが、この表内から読み取れる弁護士や中小企業診断士の代替可能性の低さに共通するものは、クライアントとの対話による問題点の抽出、交渉、課題に適したコンサルティングの提供など人対人の共同作業によって生み出される価値ではないかと思います。
AIが果たしてどこまで進化するのか興味深いのですが、一定の決められたルールや与えられたデータから最適なものを抽出する、処理するという反復的、機械的で量の多い業務はやはり人間よりはAIのほうが得意でしょうから、人間がうまくAIという道具を使い、人間は人間しかできないことにシフトするほうがやはり合理的だなと思います。
時代の変化に柔軟に適応したいと思います。