こんにちは。連休明けの今日もいい天気でしたね。
でも、週末は気温がぐっと下がる予報になっていたので体調管理に気をつけたいところです。
さて、今日は第48回衆議院議員選挙の公示日でしたね。定数が小選挙区で6と比例代表で4の合計10減って、それぞれ小選挙区289と比例代表176の合計465になり、立候補者数は小選挙区で936、小選挙区との重複除く比例代表で244の合計1180になったようです。
私が住む茨城6区では、自民、希望、共産の3人の届出があったようですね。
私も昔議員の秘書をしていたことがあるため、選挙に投票側ではなく実際の選挙運動に関する実務に携わったことがあり、今日はその一部について書きます。
まず立候補予定者はどうやって立候補するのでしょうか。
ご想像の通り、多くの必要書類を提出するのですが、これは公示日の午前8時半から午後5時までの間に、衆議院議員選挙であれば、各都道府県の選挙管理委員会に提出し、書類が受理されて初めて立候補者となります。
ちなみに、選挙期間中は、選挙区のあちこちに立候補者のポスターを貼る掲示板を見かけるかと思いますが、あのポスター掲示板の番号については、書類の届け出順で番号が決まりますが、通常は書類受付開始の午前8時30分に各陣営が揃って書類の届出を行いますので、くじ引きで届け出順が決定されます。
で、書類の届出といってもたくさんあって、公示日に不備があっては困るのでどこの選挙管理委員会も書類の事前審査というのを行っています。
NHKの茨城版のニュースにも出ていますね。
衆院選立候補予定者の事前審査
順番が前後しましたが、下記は茨城県選挙管理委員会のウェブサイトで、事前審査の前に、立候補予定者向けの説明会というものも開催されています。
衆議院小選挙区選出議員選挙に係る候補者届出政党説明会・立候補予定者説明会
各陣営とも事務局が説明会に行って、書類を準備し、事前審査に書類をかけて、不備があればあらかじめ修正して公示日は書類の束を提出するのみ、という流れで立候補を滞りなくできるようにする、というのが立候補届け出の実務の流れ、ということになります。
通常、新人の陣営では選挙の立候補の書類なんて作ったことある人はいないので、経験のある人をスタッフで連れてくるとか、政党本部のサポートを受けながら、ということで準備をすすめるわけですが、今回の選挙では選挙直前に作られた政党もありましたから、新党の新人候補の方の陣営では、多少混乱もあったかもしれませんね。