こんにちは。今日は一日良い天気で気持ち良かったですね。
さて今日は地元つくばで
第4回里山資本主義フォーラム
という、エコノミストで著書「里山資本主義」で有名な藻谷浩介さんとつくばの中心部を街歩きする、というイベントがあるとのことで家族で参加してきました。
3部構成となっており、第1部は街歩き、第2部は講演&パネルディスカッション、第3部は懇親会という内容でした。
朝の10時前につくば駅横の中央公園に集合とのことで、あわただしく準備して、現地へ。
現地へ行くと既に50人ぐらいの参加者が!
筑波大学で都市計画がご専門でつくば中心部の都市計画を研究されている、藤井さやか准教授も参加され、藻谷さんと藤井先生の会話をインカムで参加者が聞きながら中心部を歩く、という第1部の街歩きでした。
TXが開通してからのここ10年ぐらいでつくば駅周辺の中心部は大規模マンション開発が進み、だいぶ様子が変わっていったところについて、お話を伺いながら約2時間歩いて回りました。
今後も公務員宿舎の売却が順次進み、今後もマンション開発が増えるのでは、というお話もありました。
旧西武百貨店北側からのペデストリアンデッキです。ここの横にあるダイワロイネットホテルさんの下にある、フランス料理屋さんと庄やさんがいつの間にか閉店されていましたのでびっくりしました。
昼食を挟んで第2部は筑波大学春日キャンパスへ移動して、講演会&パネルディスカッションへ。藻谷さんの講演は、全国各地を歩き回っての実地調査と人口動態をはじめとした各種統計に裏付けられた豊富なお話で「ほー!」という声が出そうになるお話の連続でした。
つくばについては、東京を含めた周辺自治体に比べてまだ15歳未満の子供世代と15歳~64歳の生産年齢人口の増加が65歳以上の老年人口の増加よりかろうじて多いものの、その数字が逆転するのも時間の問題だろうとのご指摘がありました。
全国各地から若者が流入すると思っていた東京は、実はつくばのまったく逆で、高度経済成長期に大量に流入した若者が老年期に入った影響で、ものすごい勢いで老年人口が増えているそうです。
その後、懇親会を筑波学院大学内に移転した、グルマンさんで。
移転前にも何度か行っていたのですが、移転後は初めてで、相変わらずおいしいお料理をリーズナブルなお値段で提供してくれていて、またぜひお伺いしたいと思います。
レジ横で販売されていた地元野菜もお土産に仕入れて帰りました。
丸一日のイベントで心地よく疲れ、またなかなか勉強する機会のない地元について考えるいい機会となった充実した一日でした。