会計士不足?

こんにちは。昨日の天気予報通り、今朝はよく冷え込んでいましたね。

さて、先週金曜日は会計士試験の発表日でしたが、その日の日経にこんな記事が。

4大監査法人、採用1%増 17年度計画 会計士不足続く

会計士不足、という言葉の前に「監査法人で監査をする」という言葉が付くのが実態だと思います。

去る10月28日の私の投稿「会計士が足りない?」でも触れましたが、会計士の数自体は順調に増え続けていますが、監査業務に従事する会計士が不足している、というのが実態ではないかと思います。

でも、どの業界でも人手不足が叫ばれている中、AIやロボットの導入による効率化も同時に進められており、いずれ監査現場における会計士不足も解消されるのではないかと思います。

よって、これまたどの業界にいても同じだとは思いますが、AIやロボットでは代替されにくいノウハウや価値をわれわれ人間が備える必要があると常日頃意識する必要があると思います。

例えば既に、企業などの組織においては、末端の手足になる人材の不足もそうだとは思いますが、それ以上に不足しているのは組織を経営できる人材の不足が深刻化しており、それはよりAIやロボットにより代替されにくい役割の一つだと思います。

組織を経営するには、問題を見つけ出し、関係する部署との調整、解決案の提案・協議し、問題解決を実行に移し、その後のモニタリングを行い、また別の問題を見つけ出し、、ということの繰り返しです。これら一連の活動は単純作業とは異なる性質のものであるため、長期的な将来はともかく、比較的AIやロボットに代替されにくい人間の担うべき役割であると思います。

今日もテーマとは話が脱線しましたが、技術革新がもたらす社会の変化とともに人間の役割が今後どうなっていくのか、とても興味深いところです。決して他人ごとではないのですが。

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